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髪の変化は?フィナステリド服用一年後

フィナステリドの服用を開始して、あっという間に1年が経過。この間、自分の髪にどのような変化があったのか、あるいはなかったのか、改めて振り返ってみることは大切です。客観的に変化を捉えることで、治療の効果を正しく評価し、今後のモチベーションにつなげることができます。1年後の髪の変化として、最も期待されるのは「抜け毛の量の変化」です。服用前と比較して、シャンプー時やドライヤー使用時、あるいは朝起きた時の枕元の抜け毛が明らかに減っているでしょうか。毎日観察するのは難しいかもしれませんが、例えば1週間単位で排水溝に溜まる髪の量を意識してみるなど、感覚的にでも変化を捉えようとすることが大切です。多くの人は、1年間の服用で抜け毛の減少を実感すると言われています。次に、「髪の質や太さの変化」です。鏡で自分の髪をよく見てみましょう。以前よりも髪にハリやコシが出て、一本一本がしっかりしてきたように感じませんか? 指で髪を触った時の感触はどうでしょうか。以前は細く頼りなかった髪が、少し太く、強くなったような感覚があれば、それはフィナステリドが毛髪の成長期を延ばし、髪を太くする効果を発揮しているサインかもしれません。また、「見た目の変化」として、地肌の透け感が改善しているかどうかもチェックポイントです。特に、薄毛が気になっていた頭頂部や生え際を中心に、髪の密度が増したように見えるか、地肌が以前ほど目立たなくなっているかを確認してみましょう。スマートフォンのカメラなどで、定期的に同じ角度、同じ照明条件で頭部の写真を撮影しておくと比較しやすいです。1年前の写真と見比べてみると、客観的な変化に気づくことができるかもしれません。さらに、「産毛の発生や成長」が見られる場合もあります。特に薄毛が進行していた部分に、細く短い産毛が生えてきていないか、よく観察してみてください。もし産毛が確認できれば、それは毛根がまだ生きており、フィナステリドの効果によって再び成長を始めた証拠と言えます。これらの産毛が、さらに時間をかけて太く長い髪へと成長していくことが期待されます。もちろん、これらの変化がすべての人に同じように現れるわけではありません。変化が乏しいと感じる場合でも、現状維持ができていれば、それは進行性のAGAに対する効果が出ているとも言えます。